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【学級通信】(第137号)悩みは人に相談する

悩みは人に相談する

カウンセリング

11月は最後の模試のラッシュがやって来て、自己採点する度に喜んだり、悲しんだりする時期です。順調な人よりも、伸び悩んでいる人の方が多いと思いますが、立ち止まらないでください。前々回くらいの学級通信に書きましたが、大切なのは「やること全部やる3ヶ月」にすることですから。

間に合わないかも…

全然伸びない…

夏休み頑張っていれば…

受験生の鉄板の悩みです。こういう悩みを振り払うのに、開き直って

「今年受からなくてもいいや~」

とならないでください。浪人は目指すものではありません。今、目の前にある壁に立ち向かうこと。それを全力でやり切るしか不安は拭えません。というか不安はずっと拭えません。結果が出るその時までずっと不安です。だから、後悔したり、不安に苛まれたりする意味はないのです。

「本番ギリギリまでやれること全部やってやるぜぇ!」

となってください。悩むくらいなら勉強する!というマインドになれば、怖いものはなくなります。

そうはいっても、悩むものは悩みますよね。不安なものは不安はですよね。人間だもの…。簡単に自分の気持ちを切り替えられたらそんなに楽なことはありません。すぐに気持ちを切り替えられる人なんて、この世に何人いるのでしょうか。私なんて毎日悩んで、毎日苦しんでいます (笑)。もともとネガティブな人間ですから、すぐに落ち込みます。数年前の失敗を未だにモンモンと悩んでいたりします。まあ私のネガティブ自慢はど~でもいいのですね。私が言いたいのは、人間悩むのが普通だということです。

じゃあ、もんもんとした悩みは、いったいどうしたら良いのか?

簡単です。人に相談すれば良いのです。太古の昔から、困ったら人に相談するのが悩みの鉄板解決法です。とくに皆さんは高校生ですから、相談できる人が周りにたくさんいます。保護者や友達はもちろん、学校には先生という人たちがたくさんいます。どんどん相談しに行ってください。3学年の先生方は年齢も教科もバラバラですから、いろんな意見が聞けると思います。


S先生

皆さんに年齢が近い。学年唯一の理系の先生。理系で悩んだら、この人に相談しない手はありません。

Y先生

皆さんに年齢が近い。平安生まれの噂もある国語の先生。古文漢文で伸び悩んでいる人はどんどん相談しましょう。

N先生

現代文と言えばこの人。現代文で伸び悩んでいたらさっさと相談しましょう。

A先生、T先生

学年の英語の先生です。授業でバシバシやっていただいています。英語を制するものは受験を制します。学年に二人も英語の先生がいるなんてとても幸運なことです。

体育ならB先生、芸術ならS先生、社会科ならM先生や、D先生、L先生(進路部指導部の先生でもあります)…他にもたくさん3年生を受け持っている先生はいらっしゃいます。教科のことでなくても、皆さんの悩みに真剣にアドバイスをいただけると思います。昔はN先生に相談しに行く子も多かったです(最近はビビって行かない子が増えました)。ちなみに進路の悩みは進路指導部の先生に聞くのが一番です。国語のQ先生やW桃子先生、英語科のR先生、数学科のU先生、社会科のL先生(二回目の登場)が進路指導部の先生です。どんどん相談すると良いでしょう。

悩みと言うのは人に話した時点で半分は解決します。人に話すことで悩みの状態が確認できるからです。さらに、アドバイスがもらえれば、もうほとんど解決です。そういうものです。皆さんの悩みなど、本校の先生方の手にかかればすぐに解決することがほとんどですよ(まじで)。受験勉強でも、進路でも、その他でも、悩んだら先生方をどんどん使いましょう。

(追記)

生徒同士で受験の悩みを相談し合うときは、傷のなめあいになることは止めましょう。経験上、悪い方向に引っ張りあって切り替えられなかったり、うまくいっている友達のことを恨んだりする場合がありますので。