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【教育雑感】インスタを使ってみて(かもしれない…)を考えてみる

インスタを使ってみて(かもしれない…)を考えてみる

SNS

まつなが ひでとしさんによる写真ACからの写真

インスタを数日使ってみて…ストーリーズに「既読」が付くという機能は、中高生の人間関係に影響を与えているかもしれない?と想像してみる。

「タイムラインの投稿に「いいね」は付けてくれないけど、ストーリーズは見てるってことは、けっきょく、この子、私のことチェックしてるってことだよね。けど、リアクションはないのよね。マジなんなの?」

…的な感じがあるかもしれない。そうすると、「いいね」と思っていなくても、「いいね」を押さなきゃいけないという同調圧力が働いたり、(誤操作も含め)仲良くない子のストーリーズをたまたま見てしまい、「既読」が付いたたことで疑心暗鬼に落ちいったりするかもしれない。それがけっきょくリアルの人間関係にも影響を及ぼして、友人やクラスの雰囲気が変わるかもしれない。(そもそもストーリーズは、何となく誤タッチしたり、流れで見てしまうUIになっている気がする)

上記はあくまでも想像だけれど、自分が実際に使ってみて、「いいね」と「既読」はついつい気になってしまうものだということはわかった。

LINEの「既読」も、mixiの「あしあと」も、SNSにそういった機能はつきものだけど、

「あなたのことをSNSで見ているけど、何も反応はしない」

というSNS特有のこの雰囲気は、どうやって慣れていったらよいものだろうか。全く知らないアカウントだったり、見た痕跡が残らなければ気にならないが、知っているアカウントの自分に対する行動はどうしても気になってしまう。

SNSの雰囲気というは、教育の中で教えるのは難しいし、フォローやフォロワーの集団によって変化するし、twitterやインスタやfacebookといったプラットフォームによっても変わってくる。中高生の場合、そこに学校内での関係性も絡むので、さらに複雑になっている気がする(あっ…だから複数アカウント作るのか!?)

やはり、SNSは、

「上手に人間の心理を刺激するように設計されていて、逃れられないようになっている」

というのが、とりあえずインスタを数日使ってみての感想。