【教育雑感】授業をビデオで撮ると良いよっていう話
授業をビデオで撮ると良いよっていう話
新人さんの研究授業が続くので、とりあえず全てに顔を出している。そして、ビデオで授業を撮りまくっている。そして、授業後にyoutubeに限定公開でアップして、授業者に送る。
「授業をビデオに撮る」というのは、授業研修会に参加していたころ先輩にやられたこと。研究授業の開始直前に胸ポケットにワイヤレスマイクを付けられ、いきなり撮影されたのを覚えている。そして、研究協議中にDVDを渡された。しばらくして、もらったDVDを見たときは悶絶した。
(うわっ…私の授業、下手すぎ…?)
という感じ。あまりにもショックだったので、口癖やら、振る舞いやら、説明の仕方やら、全てを意識して直した。2回目に撮られたものは口癖が消えていた。そこからだったろうか、2年間、教材研究の一環として毎回授業をビデオで撮影した。
自分で言うのもなんだが、鍛えられた。そして、撮りためたものは自分にとっての最高の教材として残っている。
話を戻すが、本日、5年目くらいの人に声をかけられた。
「明日、私の授業を撮影してくれませんか?」
素直に感動した。授業を磨こうという意気込みをもった人がいたことが嬉しかった。私自身、新人でもないし、ぼちぼち若い人のために何かしら還元できることは還元したい。ビデオを撮りに行くくらい喜んでやらせていただこうと思う。