学級通信たまに教育雑感ブログ

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【学級通信】(第042号)何のために勉強するのか?

何のために勉強するのか?

高校生

tropchou19981027さんによる写真ACからの写真

 「先生!私、どんどんバカになってる!」

 と、先日、生徒に話しかけられました(笑)。模試の結果を見ての話です。本校では、1、2年次に年間4回の実力テストや模試を実施しています。

● 4月の実力テスト
● 7月の記述模試
● 9月の実力テスト
● 1月の記述模試

実力テストと記述模試はちょっと意味合いが変わりますが、どちらも業者が同じなので同じような基準で成績が算出されます。なので、入学時からの学力の変化がわかると思います。

web上でも自分の今まで結果が分かるので、皆さん、必ず確認してください(保護者の皆さんも閲覧できます)。1年次の模試結果がどうだったのか?4回の模試結果を並べて振り返りましょう。その結果、

「私、どんどんバカになってる!」

という感じなのか?そうではないのか?1年間の自分の勉強への取り組みを見つめ直してください。

客観的に自分の学力を測る指標となるのが偏差値だと思います。これがどの位置にいるかで、大学受験で狙えるレベルもわかってきます(中学生がV模擬などで狙える高校探すのと似ていますね)。で、どのくらいの偏差値なら良いかと言えば、皆が狙いに行くMARCH級ならば、60以上はほしいです。早慶になると65くらいないと難しいです。そのゾーン以上にいる生徒はだいたい上位約20~30人以内かなと思います。

しかしこうやって、偏差値とか模試とか順位みたいな話が出てくると、なんだか嫌ですよね。私も仕事上どうしても付き合わなきゃならないので、説明に使ったりしますが、偏差値とか順位とかって好きではありません。だってそもそも勉強なんて、大学受験のためにしているわけではありませんから。

じゃあ、何のために勉強するのか?そこには人それぞれ答えがあると思います。先日ネットで話題になっていた「子どもによ〜く聞かせたい!勉強はやっぱり人生に必要だと思う教訓5選」を紹介します。

 

 

 

 

 

 

心に響く言葉はありましたか?私は、一番最初の

『「結局学校で勉強したこと何も役に立ってないよね」って30過ぎの人から言われると結構ひくからな。』

というのと、武井壮さんの

『勉強したことを無駄にせず役立てるように生きてくんだろうがよ!』

というに大きくうなずいてしいました。今週から試験が始まります。何事も努力して臨むことが重要です。1年の最後を、納得いく形で締めてください。