【学級通信】（第016号）先生の夏休みって何してんの？
先生の夏休みって何してんの？
二学期が始まってしまいましたね（笑）。皆さん高校生となって初めての夏休みはいかがでしたか？合宿はどうでしたか？旅行は行きましたか？夏のボランティアは？オープンキャンパスは？夏休みの宿題は終わりましたか？いろいろ聞きたいことがあるのですが、全員に聞くこともできませんので、とりあえず私の夏休みを振り返ることとします（保護者の方も先生って夏休み何やっているか気になると思いますので）。
１．私の夏休み
（夏ボラ見学＜ブラインドサッカー＞）
ブラインドサッカー大会の見学に行きました。本校の生徒数人がボランティアに参加し、大会運営というなかなかできない体験をしていました。人間は言われたことをやるだけではなかなか成長できませんが、自分で選んだボランティア先に主体的に行く経験は間違いなく成長に繋がると思います。ブラインドサッカーを初めて見ましたが、あれスゴイですね。いつか学校（来年の文化祭）でもやりたいと思いました。見たことが無い人は一度どこかで見ることをオススメします。
（合宿）
実はわたくしバスケ部の副顧問です。顧問と言っても名ばかりなのですが、３年ぶりにお手伝いをしに行きました。一緒にバスに乗り、一緒にご飯食べて、（軽く）一緒に練習して、偉そうなことを言っていた感じです。久しぶりの合宿で、選手、マネージャー、主顧問の頑張る姿を見られたことが嬉しかったです。日常の生活から離れて、仲間とともに必死に練習するというのは成長に繋がるということを再確認できました。
（学校説明会＜外部会場：●●大学にて＞）
近くの高校を集めた学校説明会に参加しました。本校の説明担当としての参加でしたが、校長先生が全てお話くださったので、私は聞いていただけでした（笑）。少し時間があったので、他の学校のパンフレットを集めてみました。学校パンフっていろんな情報が読み取れるのでとても面白いです。特にカリキュラムと進路先はその学校のことが良くわかるので参考になります（いつか転勤するかもしれないので(笑)）。ちなみにこの地域をすべて制するのが私の目標です。
（夏ボランティア見学＜夏祭り＞）
学校説明会が終わって、そのまま、おらほ地域の夏祭りの見学に行きました。ここにも本校生徒がたくさんボランティアに参加しました。黄色いTシャツを着て、頑張って運営を手伝っていました。最後には本部の駐車場で、呼び込みをしたり、食べ物を売ったりして、なかなか様になっていました。物を作る、物を売るというは、とても貴重な体験だったと思います。
（夏期講習）
プログラミングの課題を出しているので、そのための夏期講習を三日間行いました。プログラミングはなかなか難しいので、参加した生徒もモンモンとしながら作品を作っていました。「簡単！」「わかりやすい！」「すぐ、できる！」というものが世の中の流行りですが、人間の成長には、（よくわからん…）とモンモンと考える時間の方が大切だと思っています。すぐわかる！なんてものはたいがいすぐ忘れます。プログラミングの課題も、授業も、モンモンと考えてもらうことを目標にしています。情報分野、コンピュータ系が好きじゃない、得意じゃなくても、モンモンと取り組む時間が成長に繋がりますので、課題も、二学期の授業も頑張ってください。
（学校説明会＜本校にて＞）
毎年行っている夏の学校説明会です。私が参加した日は1000人以上の来校者があって、改築の影響で体育館もないのに、本校はとても人気だと感じました。ここでも部活の生徒や生徒会の子たちが案内のお手伝いをしていて、生徒の優しさに感動しました。
（教育研究会）
皆さんはあまり知らないと思いますが、先生たちは、日々、自分の教科や教育について勉強しています。全国各地には先生方の研究団体がたくさんあります。私は情報教育に関する研究会に所属しています。この夏は東京で情報教育に関する全国大会（研究成果を発表する会）があり、私はそこに参加していました。この会には、全国からたくさんの先生が来ます。大学関係者、企業関係者、文科省のお偉いさんなどなど…幅広い層の方が来ていました。他の学校の実践など、とても勉強になりました。
（研修会）
研究会が主催する研修（先生たちの勉強会）でマイクロソフトの本社に行ってきました。研修内容はマイクラです(笑)。全世界の子どもに愛されているマイクラですが、最近はマイクロソフトさんが買収して、教育への利用が進んでいます。いつか授業でやりたいと思っていたので参加しましたが…いや～マイクラ難しいですね。自分がオジサンだと再認識しました。
（部活の大会）
バスケ部の大会に行きました。地域リーグと呼ばれる準公式戦です。バレーボールでもやっています。けっこう昔からあるリーグ戦で、近くの学校で集まって切磋琢磨しましょうというのが目的です。結果は１勝しかできませんでしたが、体育館のない部活でも勝てることは証明できました。今後も頑張って欲しいです。
（コンピュータ部の文化祭準備）
実はコンピュータ部の顧問です。今年はコンピュータ部員がDJライブを開催したいというので、その準備を夏休み後半にしていました。大型スクリーンを自作したり、機材をセットしたりと苦労しました…。大会議室でDJライブを見たい人はぜひ見に行ってあげてください。一年生の頃にいろんな出し物を見るのも勉強ですよ。
他にも、いろいろある（普通の仕事の部分はつまらないと思いましたので省きました）のですが、私の夏休みというものを書いてみました。
二学期って長いよ
私の夏休みなんてど～でもいいって人も多いと思いますので、二学期について簡単に書きます。二学期は、とにかく長いです。そして重要なイベントがけっこうあります。まずは文化祭です。夏休みの集まり具合や、取り組み状況を見る限り…うちのクラス（まあ他のクラスもですが）…ヤバそうですね。文化祭のクラス委員も、そうでない人も、みんなが協力しないと文化祭って成り立ちません。部活の出し物もあって忙しいでしょうが、クラスも部活も委員会も両立するというが基本です。
「クラスはいいや～」
「誰かがやるからオレ（ワタシ）知らな～い」
…となると、文化祭全体がつまらなくなります。クラスも部活も盛り上げて、充実した文化祭にしてください。
文化祭が終わると実力テストがあります。事前課題を出しますので、必ずやってください。ノー勉で受けることのないようにしましょう。もちろん振り返りもあります。この実力テストの結果は、２年次の科目選択に大きく関わります（７月の進路ガイダンスで説明済）。科目選択では、文系、理系、国公立を目指すかどうかなどの決断を迫られます。三年生の自由選択科目よりも重要です。とにかくむちゃくちゃ重要です。この選択によって、人生けっこう変わります…というくらい重要です。クドイですよね…けど、重要なのです。１学期の成績、７月の模試、９月実力テストの結果を見ながら選択科目に関する面談をしますので、皆さんは文系？理系？国立？私大？その他？そのあたりを超真剣に考えておいてください。
11月になると防災訓練などもありますが、そのあたりはおいおい連絡します。他にも言いたいことはたくさんあるのですが、まずは無事に全員が揃って２学期を迎えられたことを嬉しく思います。２学期も、勉強に、部活に、行事に、学校生活を通じて、成長して欲しいと願います。
