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【学級通信】(第017号)「2」が付く時期は中だるみの時期

「2」が付く時期は中だるみの時期

中だるみ

acworksさんによる写真ACからの写真

2学期と言えば中ダルみの時期です。「2」が付く時期はダラダラして、何事もタルむものです。中2なんて最たるものです。一般的に1年2学期~2年2学期末が、あらゆることがタルむ期間です。この間に生活習慣や学習習慣が乱れてしまう生徒は多いです。しかも、どっぷりタルんでしまうとなかなか復活できず、高3の進路で残念な思いをします。

できるだけダメなパターンにハマらないようにと思いながら、学校ではいろんな取り組みを入れています。しかし…なかなかうまくいかないものですね(笑)。やる子はやるし、やらない子はやらない…なかなかど~して、この法則は打ち崩せません。学校における永遠の課題ですね(笑)。

導入している学習サービスをやらずに誤魔化している人がいたり…

(う~ん、残念)

模試ノートもガイダンスまで実施したのにどんどんテキトーになったり…

(う~ん残念)

先生という職業をしていると、そういうチョロマカしをしている生徒は自然と目につきます。親や先生なんて何にもわかっていないチョロイ存在だと思っているかもしれませんが、嘘や誤魔化しというのはバレるようにできています。(ちなみにバレない方が不幸です…)

他にもいろいろあるのですが、普通に考えると、

「そもそも勉強なんてしたくない」
「宿題なんてやってらんない」
「自由にしたい」
「模試ノートなんてめんどくさい」
「金ほし~」
「行事なんてバカらしい」
「とにかくめんどくさいことはしたくない」
「楽して生きていきたいんだよ!」

っていうのが高校生なのかもs。なので、

「アレやれ!コレやれ!アレやっちゃダメ!」

なんて言って、無視されたり、睨まれたり、文句言われたり、嘘つかれたり、悪口言われるストレスを抱えるより、ほっといた方が良いのではないか?とモンモンとすることもあります。(きっと保護者も同じで気持ち)

けれどは私は、

「勉強なんてしなくてもいいよ」
「模試なんてテキトーでいいよ」
「行事なんてテキトーでいいよ」
「学校は禁止って言ってても守らなくていいよ」
「バレなきゃ何してもいいよ」

なんてことを、先生という立場の前に大人として、子どもに言えないと思うのです。みなさんは、いつか大人になったときに子どもに対して、

「テキトーでいいよ」
「ルールや約束は守らなくていいよ」

って教えないですよね?


まあ、人それぞれ考えはあるでしょうし、何が良いかはわかりませんが、高校は勉強するところで、学校に所属する限りルールは存在していて、タルむ気持ちはわからなくもないけど、嘘はつかないとか、約束は守るとか、人として重要なことは外さないでほしいと思います。 

「2」が付くときこそ、自らを律する気持ちを忘れずに過ごしてください。